■山歩き同好会とは■
 メンバーには大阪府中小企業家同友会中央西支部の方が多く含まれていますが、山歩き同好会は仕事とは関係なしに行っており、従業員の方や同友会と無関係の個人の方も大阪、京都、奈良方面から参加しています。 毎月1回 (2月、8月を除く) 関西のあまり高くない山に気楽に登っています。歩行距離は10km余りになるのが普通ですが、難易度の高い山にはいきません。時々は町歩きになることもあります。 参加者数は、15人から25人程度で、2,3回参加すると互いの名前が言えます。メンバーの構成は40代~60代で、男女別では男性の方が多くなっています。ほぼ毎回、ビールで反省会をやっています。 山歩き同好会は、健康志向のオープンな同好会で、初心者歓迎です。ご連絡いただけばいつでも参加できます。
≪9月の予定≫
天候が思わしくありませんので中止します.
■行き先比良山系釈迦岳
■月 日9月9日(日) 有志のみ9月23日(日)
↑さらにこれも前日の雨量が多かったために中止(とほほ~)
情報収集も兼ねて藤原さんと小女郎ヶ池コースを偵察
霧の小女郎ヶ池

(大阪駅7:45の敦賀行き新快速に乗る→湖西線北小松8:50着)
※高い山なので,雨風が強くなる予報のときは中止して再募集します.
[前日午後には判断しブログに掲載します]
■集合場所,時間
JR湖西線 北小松駅改札口外側9:00集合[標高100m]
(登山届提出[ボールペンは1人あればよい])
→比良げんき村→慕え橋9:30  [標高300m台]
(急坂が続きますがアスファルト道路で高度を稼ぐと前向きに御理解を)
→第1滝見台9:35→第2滝見台9:45
→涼峠10:10  [標高500m台]
→ヤケ山11:00 [標高700m台]
★1★
→ヤケオ山12:30[標高900m台] ≪展望はよいが日陰はない≫

 *** ヤケオ山で昼食 ***

1:00午後の部スタート
→フジハゲと呼ばれるガレ場(崖)がありますが,普通に注意すれば問題なし
→釈迦岳1:40  [標高1060m]  ≪展望はないが日陰はある≫
★2★
★3★
→カラ岳からの下山道と合流2:20→神璽の滝からの下山道と合流3:00
→3:30イン谷口→比良駅4:00

■参考
・標高差960mを3時間半で登り、2時間半で下りますので,バリバリの
体育会系プランです.(目安:7月実施の金剛山で登り約500m下り約600m)
・このコースは奇抜なコースではなく登山ガイド本などでお薦めのコースです
が,上記★印の区間は要注意です.

★1★ 実際には1時間余りのことですが果てしない登りに思えます.
安全第一 ⇒ 細かく塩・水・休憩が必要な区間です
この区間で熱中症,足のケイレンなどに注意
展望のよい場所が何度も登場しますが,気分的にはそれどころではない.
*------- 夏場は水飲みと休憩がポイント --------------------------------*
|残暑が厳しい場合,熱中症予防と筋肉トラブル防止のためかなりのスポーツ
|飲料が必要です.15分ごとに水飲み休憩をとると2L程度必要になります.
|午後用は氷らせておく方が飲みやすいです.
|(実測参考)平地34℃の日に山で2L飲むとやや多目→トイレが近くなる
|→「少量ずつ飲んで回数を稼ぐ」 ◎15分ごとに水飲み休憩を
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★2★ 下りで大津ワンゲル道に迷い込まないようにしてください.
釈迦岳から200mほど下った所に道標・分岐があります.大津ワンゲル道
(左側)はとても危険です.道標をよく見て必ず右側(リフト跡)へ
★3★ 下山時の転倒・捻挫に注意
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|下山のときは気分が緩みがちですが,急坂の悪路なので浮き石を踏んで転倒
|したり捻挫したりしないよう注意.段差が大きくストックが使えるとは限
|りません.ストックなしで木の根っこにつかまる方がましと思える箇所があ
|ります.
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・下山後のイン谷口から駅までも結構距離があります.(ゴロタ石の道)
・北小松には売店らしいものはありません.
・手洗いは2つの駅中と比良げんき村の3箇所のみです.
*** 山歩き同好会は体育会系にシフトしたのかと疑っておられる方へ ***
そうではありません.Fさんのつぶやき:「1年に1回くらいならいいか」
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■帰還
JR湖西線時刻表

比良駅→・・・・・・・・・・・・・→(堅田駅)→京都駅
15:21→・・(堅田で新快速に乗換)・・→15:58
15:37→・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・→16:19
15:53→・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・→16:32
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16:21→・・(堅田で新快速に乗換)・・→16:57
16:37→・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・→17:18
16:53→・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・→17:31
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17:05→・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・→17:49
17:36→・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・→18:19
17:53→・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・→18:31
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18:07→・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・→18:51

≪企画担当は浅尾≫
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※この山歩き同好会で通常行っている低山散策よりも装備・体調管理をしっかりと行なう必要があります.堺井さんのアドバイスを基に担当者の思いも込めて幾つか注意点を伝えます.
○猛暑・残暑の場合でも疲労事故や熱中症にならないように事前のトレーニングをしておいてください.
気温・・9月22日(土)現在の当日の予想気温は平地で25°~21°となっていますので,山頂で19°~15°と予想されます.人によっては寒い場合もあり得ます(汗で冷える場合)ので,上着か下着の替えがある方がよいと思います.
○お弁当以外に行動食(キャンデイ、菓子パン、チョコレート、バナナ他移動しながらでも食べられるもの.トラブル対応で夜になってしまった場合でも対応できる非常食)
○飲み物=1.5~2リットルの飲料(500ML程度のボトルを数本.塩分も含まれるようにする.お茶だけでなくスポーツドリンクも持つ方がよい.)
○持ち物
・足元のシッカリした靴(登山道は悪路です.特に下山道が悪い)、帽子(日差しを防ぎ熱中症を予防する)、サングラス(好みに応じて)、ストック(好みに応じて.なお,担当者下見はイボイボ付き軍手で行いました=転倒した時の怪我が防げる.木の根っこにしがみつける⇒汗でドボドボになるので2セットある方がよい.)、
・タオル(担当者の下見では,リュックと背中の間にはさんだタオルが雑巾のようにドボドボになってしまったので,天候によっては午後用も必要かもしれません)
・換え下着(電車に乗ったら回りの客がスーと引いていくようでは,私のような中年のおじさんでも痛く傷つくことがある。なお下山後にヒラトピアという温泉もありますが最短経路よりもかなり膨らむことと歩道のないアスファルト道路で自動車が結構スピードを出していて危ない感じなので,そこには寄らないつもりです.)
・ウインドブレーカー・雨具(山の天候は予報通りには行きません.5月に蓬莱山に登った時には,突然風とガスが出てきてリフトがすべてストップし,困ったことがあります.なお,今回のルートでは大部分の場所で木がありますので雷に対しては気分的には少しましです.)
・エアーサロンパス、湿布もあれば役にたつかも。
・比良山系の地図(あなたがはぐれてしまう場合も想定するとあった方がよいと考えられます.なければ下記の地図もしくは【電子国土のもの】を印刷してください.その場合,通過する場所だけでなく,周辺の平地につながる経路も印刷したほうがいいです.回りの地形がないと,はぐれた場合にどこにいるのか分からなくなります.本当は地図には磁石が付きものですが全員必要かどうかは・・・)
・懐中電灯と予備の水(たとえば誰かが捻挫で動けなくなったら,予定の時間には下山できませんので夜に成る場合があります.そうすると予備の水や懐中電灯が必要になります.北アルプスや大雪山で起ったような低体温症にまでそなえるかどうかは自己責任で判断してください[結果的に不要になればよかったということで])
・携帯電話(救助要請,家族との連絡など)
防虫グッズ・・・この夏,何回か比良山系に入ったときの経験から言いますと,登り下りとも標高600m程度,時間帯にして午前10時,午後3時前後の疲れが出てくる頃に「ウシアブ」や「蚊」によく刺されました.ハチではないので,それ自体は大したことはないのですが,翌日には手や足の刺された場所がグローブのように腫れてかゆいのが不快でした.注意していれば防げるのですが,こちらの疲れが出てきて手足に細かく注意が行き届かない時間帯と相手方の活動が活発になる時間帯がちょうど同じ時間になるためのトラブルです.夏場だけのことですが,防虫グッズもあるようです(防虫スプレーまたは携帯用ベープが多いようですが,中には農作業用の携帯用蚊取り線香をぶら下げている人もあります).特に,私のように黒系統の服で密着型のものは狙われやすく,足ではふくらはぎ,手では腕時計のあたりを2週間連続で刺されました.携帯用ベープ着用後は被害はありませんでしたので,ご参考まで.(経験則ですが,稜線に出てから,または昼前後にはヤツらの攻撃はないようです.)

※参加予定者の皆さんに適切な緊張感をもっていただくことは重要ですが,過剰反応は本意ではありません.「比良山における遭難事故マップ」などから分かりますように,夏山のこのルートでは事故はほとんど起きていません.この文章の趣旨は装備と体調管理のお願いです.
※趣味とトレーニングを兼ねて,この夏,比良山系の他の山(比良岳,武奈ヶ岳,堂満岳)もそれぞれ日帰りで偵察してきました.それぞれの山のよさがありますが,夏場なら大阪を起点としたときの交通の便と変化に富んだ地形という点から言えば,当初予定の楊梅の滝→釈迦岳コースがやはりピカイチのようです.ただし,春秋のシーズンとなるとシャクナゲなら○○,紅葉なら○○のように話が変わりますが・・・
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○参考:滋賀県警⇒[安全な登山のために
○レスキューポイントの写真
釈迦岳山頂のレスキューポイント
(7月下旬. 県警なのに119番)
同じ場所
(4月上旬でも残雪がこれだけある)













○レスキューポイント:看板に書かれている文字を携帯を使って読む
第2滝見台の上約100m(縦走1),涼峠(縦走2),ヤケ山山頂(縦走3),ヤケオ山山頂(縦走4),釈迦岳山頂(縦走5),大津ワンゲル道分岐リフト跡側約100m(シャカ3),カラ岳分岐の下約200m(シャカ2),神璽の滝分岐の下約100m(シャカ1)